アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)経過の一例 | ブレインケアクリニック | 新宿 四谷三丁目 心療内科 精神科 物忘れ うつ 不眠 認知症予防

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2017年03月16日

アルツハイマー病(アルツハイマー型認知症)経過の一例

 

だれでもなる可能性がある認知症。その代表であるアルツハイマー病/アルツハイマー型認知症の経過について、施設の職員をされていた方から体験談をいただきましたのでご紹介します。

 

・85歳の男性高齢者のケース

その方が私の施設に入居してこられた時はまだ病状は穏やかでした。自分のプロフィールはもちろんのこと面会に来られるご家族もすべて把握されていましたし、自分の部屋を間違えられるくらいの物忘れしかありませんでした。

 

しかし入居して半年ほどたった頃、状況が変わりました。ご家族に対する認識が少し乱れてきたのです。娘を孫と間違えたり、息子を夫と間違えたりされるようになりました。ご家族は始めのうちはショックを受けられていたようですが、時間がたつにつれて少しずつそういった状況を受け入れられました。

 

そして、尿や便の失禁が少しずつ出てきました。一時期はその程度で抑えられていたのですが、それからさらに1年程経過した時には、自分自身の名前や誕生日も答えられなくなっていました。

 

それだけではなく、歩行状態も不安定になられ転倒されたこともありました。転倒した際に、大腿骨頚部骨折をされた為に寝たきりになり、そこから更に病状は悪化して、嚥下状態が悪くなり咀嚼もうまくいかない為にミキサー食を提供するようになりました。

しかしミキサー食が口に合わない為か徐々に食事量は減っていき、栄養補助食品などで対応していましたが、最後にはそういったものも摂取されなくなった為に施設を退所され現在は病院で生活されています。

 

この方は入居された時に初めて認知症の薬が投与されました。しかし入居されてから1年半ほどで全介助が必要なまで機能が低下されています。

個人差はありますが、薬を投与するのがもう少し早ければ機能の低下速度を緩やかに出来たのではないかと私は思います。

 

 

 

・院長のコメント

現在の医療では、アルツハイマー型認知症を発症してしまった場合、完治させる方法はありません。

しかし、アルツハイマー型認知症は症状の進行が緩やかなため早期発見し薬を投与することで進行を抑えることは出来ますので日頃の生活の中で違和感を感じたらすぐに受診することをオススメします。

 

アルツハイマー型認知症は完治することがないので、一般の方から見れば怖い病気かもしれません。しかし発症したからといってすぐに何もかも分らなくなるわけではありません。実際にアルツハイマー型認知症の方でも薬やリハビリで症状を抑え、現役で仕事をしていらっしゃる方もいます。

一番大事なことは、病気にならないように早くから対策を始めることです。ご自身だけでなく、もしも家族や知り合いの方に少しでも異変を感じた時には、軽い症状であってもすぐに病院に受診するようにアドバイスしてあげましょう。

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