機能性低血糖症編⑤ | ブレインケアクリニック

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2021年11月24日  2021年11月24日

機能性低血糖症編⑤

  • 機能性低血糖症のお食事ポイント その7(よく噛む)

 

よく噛んで食べましょう。そんなことがよく言われます。

みなさんは、よく噛んで召し上がっていますか?

 

機能性低血糖症のお食事で、ココロを安定させるための基本として「よく噛む」こともとても大切です。

 

よく噛むことで何が起こるのか?

 

その1つ目の効果として、唾液がたっぷり出てくれることがあります。唾液は、主に耳下腺、顎下腺、舌下腺というところから分泌されます。

 

唾液には消化酵素が含まれ、食べ物の消化を助けたり、飲み込みやすくしてくれるだけでなく、むし歯になりにくくしてくれたり、食べ物に付いている菌を殺菌してくれる作用があったりします。また、口腔内を保護し、食べかすを流してお掃除する作用もあります。

 

栄養療法で「噛むこと」の2つめの大切なポイントとしては、食べ物を細かくかみ砕くことで、次に運ばれていく胃や腸での負担が減ることです。

よく噛んで細かくなった食べ物は、細かく小さくされた分、表面積が増えます。すると、胃の中で消化酵素に触れられる面積が増え、消化(食べものを細かくしてカラダに摂り込める栄養素まで分解すること)がうまく進むのです。

 

よく噛まないで飲み込んでしまうと、例えば、消化酵素などがたんぱく質のまわりの部分にしか触れられず、真ん中の未消化の部分がそのまま大腸に行ってしまい、悪玉菌が増え、便のにおいやガスの発生につながるといわれます。悪玉菌が発した毒素は、さらに血糖値コントロールが悪くなる方へ影響してしまう可能性につながるのです。

 

また、よく噛むことで、あごやほほなどの筋肉を動かすことにつながり、脳が良い方向に刺激を受け、脳の血流が増え、活性化されるともいわれています。

 

唾液は自律神経に支配されており、リラックスしている時に分泌されやすいです。

 

よく噛むことで、自然と食事にかかる時間もゆっくりとなり、その分、血糖値も緩やかに上がります。

 

歯周病があると、それによってインスリンが効きにくくなり、血糖値コントロールが悪くなることが知られています。血糖値コントロールのためにも、口腔内の清潔を保っておくことはとても大切なことなのです。

ぜひよく噛んで食べ、3か月に1回の歯医者さんでの歯周病ケアをお忘れなく。

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