リコード法(認知症治療医学 予防・改善プログラム)
- 人や物の名前がすぐ出てこない
- 忘れ物が増えた
- 集中力が落ちた
- 「いつも同じことを聞く」と言われる
- 以前に比べて気力が落ちた
- 匂いや味がわからなくなってきた
こんな症状はありませんか?「治る」物忘れかもしれません。
早めのブレインケア(脳を常に最良の状態に保つこと)をお勧めします。
当院では米国で生まれた新しい認知症の治療法「リコード法」に基づく物忘れ治療を実施しています。
7人に1人、認知症は身近にあります。予防と早期発見が重要です。
睡眠・食事・運動などの改善や脳を鍛えて早めの予防を
ほとんどの認知症は一度発症してしまうと、現代の医学で完治する治療方法はありません。45歳を過ぎたら認知症予防を始めましょう。
一方、認知症の前段階、「軽度認知障害(MCI)」という状態ならば、10~40%くらいの人は治る可能性があります。また、早期の段階で対策をする事により、認知症の発症を防いだり、進行を遅くできる可能性がより高くなります。
当院ではお一人おひとりに合わせた、物忘れ・認知症予防プログラムにより物忘れの改善と認知症予防を目指します。
認知症発症予防を目指す「リコード法」
プログラム概要
診療内容
リコード法による物忘れ・認知症予防プログラムの診療内容を説明します。
- ① 認知機能検査
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■ MMSE
MMSEとは、Mini Mental State Examination(ミニメンタルステート検査)の略で、認知症かどうか判断するために一般的に用いられている検査です。主に口頭による質問形式で行います。所要時間はおよそ5〜10分です。
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■ パソコンによる認知機能検査
測定時間は一回あたり、およそ40〜60分程度です。様々な認知機能の項目を点数化することで総合的に判断します。
測定内容は、総合記憶力・言語記憶力・視覚記憶力・認知機能速度・反応時間・総合注意力・認知柔軟性・処理速度・実行機能・単純注意力・運動速度などとなります。測定していただいた項目数の総合点から認知機能の状態を推測します。認知症の症状進行などにより、この検査が難しすぎると思われる場合は実施しません。 - ② 栄養解析
- 血液検査と尿検査により、60項目を超える項目をチェックし、物忘れの原因や認知症のリスクとなるような身体的・栄養的問題がないかどうか、総合的に調べます。
- ③ アルツハイマー病リスク遺伝子(APOE)検査
- APOE という遺伝子の変異はアルツハイマー病の発症や高齢者の認知機能低下のリスクを高めます。変異が1つあるとアルツハイマー病の発症リスクが3倍、2つあると11倍になるという報告があります。もし変異があったとしても、早い段階から対策をとることによってアルツハイマー病になる確率を減らすことができます。血液を採取して調べます。 結果サンプルを表示する
- ④ 自律神経バランス分析・末梢血液循環分析
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指の先にセンサーを付け、交感神経・副交感神経のバランスや血管の老化度を調べます。自律神経の働きが乱れると、集中力の低下や気分の不安定さなどの問題が現れやすくなります。血管の老化が進むと脳梗塞や脳出血が起こりやすくなり、脳血管性認知症などのリスクが高くなります。 自律神経バランス分析の結果サンプルを表示する 末梢血液循環分析の結果サンプルを表示する
- ⑤ 体組成検査
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体重、体脂肪率、筋肉量、骨量、基礎代謝量、体のバランスなどを詳細に調べます。 結果サンプルを表示する
- ⑥ SDS
- 認知症のリスクとなるうつ病やうつ状態の度合いをチェックする問診票です。
料金・オプションについて
- リコード法診療料金
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初回 ¥145,000 (税込)(初診料込み)
2回目以降 ¥104,500 (税込)☆リコード法結果説明
(医師による結果説明 最大30分、管理栄養士による栄養相談30分を含む)¥5,500 (税込)
*リコード法をご希望の方は、電話予約のみになります。 - リコード法と合わせて検査する場合のオプション検査
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- MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査:軽度認知症のリスクを判定 ¥29,500 (税込)
- 唾液中コルチゾール検査:慢性疲労・副腎疲労が疑われる方に ¥40,470 (税込)
- コルチゾール・リズム:唾液コルチゾール日内変動に、DHEA及びDHEASを追加したもの ¥53,440 (税込)
- 遅発性アレルギー(IgG 食物アレルギー)検査:リーキーガット症候群やアレルギー性疾患が疑われる人に ¥37,120 (税込)
- 【GBT】腸管バリアパネル:リーキーガット症候群の評価の指標になる検査 ¥32,200 (税込)
- FIT22パネル:22項目の食材に対するIgG型のアレルギーを血液で調べます ¥28,500 (税込)
- FIT132パネル+GBTパネル:リーキーガット症候群の評価の指標になる検査と、132項目の食材に対するIgG型のアレルギー検査をセットで調べます ¥70,500 (税込)
- FIT176パネル+GBTパネル:リーキーガット症候群の評価の指標になる検査と、176項目の食材に対するIgG型のアレルギー検査をセットで調べます ¥96,000 (税込)
- マイコTOXプロファイル:主要なカビ毒の暴露を調べます。 ¥62,800 (税込)
- 主要重金属セット検査:(水銀・カドミウム・鉛):現時点で重金属に暴露しているか調べます。 ¥19,800 (税込)
- 毛髪ミネラル検査:重金属が排出できているか過去暴露しているか、解読治療の効果判定のための検査です。 ¥29,700 (税込)
- 検査単体の料金
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- MCI(軽度認知障害)スクリーニング検査:軽度認知症のリスクを判定 ¥31,700 (税込)
- 唾液中コルチゾール検査:慢性疲労・副腎疲労が疑われる方に ¥47,400 (税込)
- コルチゾール・リズム:唾液コルチゾール日内変動に、DHEA及びDHEASを追加したもの ¥62,400 (税込)
- 遅発性アレルギー(IgG 食物アレルギー)検査:リーキーガット症候群やアレルギー性疾患が疑われる人に ¥48,200 (税込)
- マイコTOXプロファイル:主要なカビ毒の暴露を調べます。 ¥83,700 (税込)
- 主要重金属セット検査:(水銀・カドミウム・鉛):現時点で重金属に暴露しているか調べます。 ¥20,900 (税込)
- 毛髪ミネラル検査:重金属が排出できているか過去暴露しているか、解読治療の効果判定のための検査です。 ¥39,500 (税込)
- APOE:APOEとは、アルツハイマー病や高齢者の認知機能低下に関与する重要な遺伝子の1つ。APOE遺伝子の型を調べて、認知症の発症リスクを推定する検査です。 ¥25,300 (税込)
- 簡易睡眠時無呼吸検査:ご自宅で呼吸や血中の酸素の状態などを測定し、睡眠時無呼吸障害の程度(AHI)を求めることができます。¥16,500(税込)
- アルツハイマーズリンクス:アルツハイマー病や認知症に関わる環境因子(7つの抗体グループ)を調べます。 ¥288,000(税込)
- アレー2:腸粘膜の破綻、リーキーガット症候群があるかどうかを調べます。 ¥138,000 (税込)
- アレー11:有害化学物資、有害金属への暴露を詳しく調べます。 ¥128,000 (税込)
- アレー12:病原体への暴露を詳しく調べます。 ¥152,800 (税込)
- アレー20:血液脳関門の破綻があるかどうかを調べます。 ¥172,800 (税込)
- フリースタイルプレシジョンNEO:血液中のグルコースおよびケトン体を測定する測定器です。お取り寄せし着払いでご自宅にご郵送します。 ¥10,600 (税込)
- FSプレシジョン血糖測定電極:再使用できない単回電極シート(1回につき1枚使用) ¥6,700 (税込)
- ポケットランサー ブルー:再使用できない単回使用ランセット(1回につき1個使用) ¥650 (税込)
サプリメント
- 金額
- 1ヶ月あたりの目安 2〜8万円程度でご提案します。
どれを購入するかはご自身で選べます。 - サプリメントの副作用
- サプリメントは基本的に食材由来であるため、サプリメントに含まれる栄養素や含有物にたいしてアレルギーを生じる可能性があります。また、サプリメントの種類によっては「吐き気や頭痛、強い倦怠感」を感じたり「お腹が張る、便が緩くなる」場合もあり、飲用を中止し受診を勧めるケースもあります。予防策として、定期的な診察と血液検査を受けることをお勧めします。
検査後、お渡しするもの
- 認知症予防プログラム
- 認知機能検査結果
- 栄養解析レポート
- サプリメントレポート
- アルツハイマー病リスク遺伝子検査結果
- 体組成計結果
- 自律神経バランス分析レポート
- 末梢血液循環分析レポート
- 認知症予防に関する小冊子
検査当日の流れ
- STEP1
- 問診票の記入
- STEP2
- 医師による診察
- STEP3
- 認知機能検査
- STEP4
- 自律神経バランス分析
- STEP5
- 末梢血液循環分析
- STEP6
- 血液検査
- STEP7
- 体組成検査
- STEP8
- SDS記入
- STEP9
- 会計
※3~8は順番が入れ替わることがあります。
検査当日の所要時間
問診票記入から会計まで、概ね1時間30分から2時間を見ていただくと良いでしょう。
検査当日の注意点
結果の正確性を保つため、検査当日は朝食を抜いて頂き、12時間絶食してください。血液濃縮を防ぐため、水分はしっかり摂取してきてください。薬を服用しており、食事をとる必要がある方はご相談ください。
治療
検査よりおよそ1ヶ月後に実施した検査の内容をまとめたレポートが完成します。レポートができましたらご連絡いたしますので、予約を取ってご来院ください。医師・栄養士からそれぞれおよそ30分、計60分の時間をかけて食事・運動・睡眠・認知トレーニング・ストレスマネジメントの観点から認知機能改善のためのプログラムをご提案します。
検査結果のご説明時の診療費は¥5,500(税込)となります。
その後、ご自宅でプログラムを実施していただきます。3〜6ヶ月に1回、検査を実施してデータの変化をチェックしてプログラムの内容を修正し、最適化していきます。基本的に月1回程度の割合で来院していただくことを推奨していますが、遠方の方は可能な範囲でお越しください。
認知症予防のための5つの対策
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1. 糖分を控え、バランスのとれた食生活を心がける
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過剰な糖分はタンパクと結合し、血管や組織を傷つける物質に変化して老化を促進してしまいます。また、糖分の過剰な摂取は肥満や糖尿病、高脂血症などにつながりますが、こういった生活習慣病があると認知症になりやすくなることがわかっています。特に、代表的な認知症であるアルツハイマー病では、高血糖状態が続いてインスリン抵抗性(インスリンの機能低下)が生じると、アルツハイマー病の脳に多くみられる老人斑が形成されやすくなります。
糖分による害を防ぐためには、血糖値の急激な上昇を避けることが必要です。まず砂糖の入った甘い食べ物や飲み物は控え、空腹時にご飯やパン、麺類だけ食べることは避けるようにしましょう。また、食事の際の食べる順番も重要です。血糖値を上げないコツは、最初に野菜・海藻・きのこなどを食べ、次に魚や肉などのおかず類、米や麺類などの炭水化物は食べないか、最後に少しだけとるようにしてください。このようにすると同じものを食べても血糖値の上昇がゆるやかになります。
タンパク質は魚や肉、卵、乳製品、大豆製品などから体重1キロあたり1グラム以上を目安に毎日とり、筋肉の衰えを防ぎましょう。油は認知症予防に良いと考えられているココナッツオイルやオリーブオイルなどの質の良いものに切り替えることをおすすめします。ココナッツオイルの香りが苦手な人もいますが、現在では使いやすい無香の製品もあります。
また、以下のような食べ物に含まれる栄養素は認知症予防に効果がありますので、積極的に取り入れていきましょう。食が細い人、食生活が偏りがちな人はサプリメントや健康食品などをうまく活用していきましょう。
以下のような食べ物に含まれる栄養素は認知症予防に効果がありますので、積極的に取り入れていきましょう。食が細い人、食生活が偏りがちな人はサプリメントや健康食品などをうまく活用していきましょう。
- 青魚 ― ドコサヘキサエン酸やエイコサペンタエン酸
- 野菜や果物 ― ビタミンC、ビタミンE、ビタミンB群、ポリフェノール、食物繊維(注:果物は糖分を含むため、控えめに)
- 緑茶、赤ワイン、アーモンドの皮、クミン― カテキン、レスベラトロール、クルクミンなどのポリフェノール(注:アルコールに弱い人は無理に赤ワインを飲まないこと)
- ココナッツオイル― 中鎖脂肪酸
- エクストラバージンオリーブオイル―オレイン酸、オレオカンタール
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2. 定期的に運動をする
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運動は、脳の血流を改善する・ニューロンを維持する神経栄養因子の分泌を増やす・アルツハイマー病の原因物質の沈着を減らすなどの様々なメカニズムによって認知症のリスクを減らすことがわかっています。特に、ウォーキングやジョギングなどの有酸素運動は記憶力を高める効果があることが多くの研究で明らかにされています。フィンランドの研究では、中年期から少し汗をかく程度の運動を週2回以上、20〜30分行うことで、20年後にアルツハイマー型認知症になるリスクが約1/3に減少しました[1]。
少なくとも一回あたり30分程度、週2~3日程度の有酸素運動を継続して行いましょう。さらに運動をしながら、同時に頭を使うとより効果的です。たとえば、“コグニサイズ”と呼ばれるからだと脳を同時に使う運動プログラムを開発した国立長寿医療センターでは、ウォーキングや踏み台昇降をしながら100から3を引き続ける計算をしたり、2~3人でしりとりをしながら歩く方法などを推奨しています。
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3. ストレスマネジメント
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ストレスを受けると、コルチゾールやACTHなどのいわゆるストレスホルモンが分泌され、全身の血管が収縮して血流が悪くなり、結果として神経細胞が活動するのに必要な酸素や栄養が届かなくなってしまいます。また、ストレスホルモンに晒されると、神経細胞が障害されてしまいます。
特に、記憶を司る海馬という脳の部位がストレスに弱く萎縮しやすいため、ストレスは認知症のリスクを高めます。さらに、ストレスホルモンによる心拍数や血圧の上昇が慢性的に続くと、脳の血管が破裂して脳出血を起こすリスクも高くなります。ストレスをいかに管理するかということも認知症予防に必要な要素の一つです。
例えば、マインドフルネスという瞑想法や、副交感神経の働きを活性化する自律訓練法、ネガティブになりやすい考え方の癖を治す認知行動療法などを習得することで、ストレスによるダメージを緩和できます。たとえば、瞑想を習慣としている人は、そうでない人と比べて脳の萎縮が少ない[2]、マインドフルネスを元にした訓練をアルツハイマー病の人が2年間続けたところ、認知機能低下が少なかった[3]といったような報告がされています。
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4. 知的活動
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「新聞・雑誌を読む」「囲碁・将棋をする」「日記を書く」「絵を描く」「楽器を弾く」「歌を歌う」「パズルをする」など、頭を使う活動は脳を刺激し、老化予防に役立ちます。脳も筋肉と同じです。普段使わない部位は衰えていきますが、鍛えれば再び回復する可能性があります。新しいことにはどんどんチャレンジし、楽しみながら色々な脳の部位を刺激するようにしてみましょう。また、他人と交流するのも脳を刺激する知的活動の一つです。
一人暮らしで閉じこもりがちの生活をしていると、コミュニケーションによる脳の刺激が少なくなり、認知症のリスクが高まります。俗に「仕事をやめるとボケる」と言われるのもこのためです。外に出て日光を浴びれば、認知症の発症を抑制するビタミンDの合成もできて一石二鳥です。ボランティアやサークル活動に参加したり、友人や親族と週1回以上会ったりするなど、人との積極的な交流を心がけましょう。
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5. 十分に睡眠をとる
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日本人の睡眠時間は年々短くなっていますが、短時間睡眠は認知症になるリスクを高めます。例えばマウスの実験では、睡眠時間を制限するとアルツハイマー型認知症の原因物質であるβアミロイド(脳の老廃物)の沈着が増えたという報告[4]があります。実際、ヒトを対象とした実験でも、7〜8時間睡眠をとる人と比較した場合、睡眠時間が1時間短いと、脳内にできる隙間が1年ごとに0.59%拡大し、脳が縮んでいき、認知機能は1年ごとに0.67%低下すると報告されています[5]。
一般的に年をとるに連れて眠りが浅くなり、睡眠時間も短くなりますので、質の高い睡眠が取れるよう、寝室の環境や寝具などを整えるなどして工夫しましょう。日中眠くなったら昼寝をしても良いですが、短時間にとどめましょう。30分以内の昼寝は認知症のリスクを下げるという報告があります[6]。午後3時までなら夜の睡眠にも影響はありません。眠気を感じたら短時間の昼寝をするのも良いでしょう。
- 1. Rovio S, Kåreholt I, Helkala E-L, et al. Leisure-time physical activity at midlife and the risk of dementia and Alzheimer’s disease. The Lancet [Internet]. 4(11), 705–711 (2005). Available from: http://eutils.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&id=16239176&retmode=ref&cmd=prlinks.
- 2. Luders E, Cherbuin N, Kurth F, Lauche R. Forever Young (er): potential age-defying effects of long-term meditation on gray matter atrophy. Deutsche Zeitschrift für …. (2015).
- 3. Quintana-Hernández DJ, Miró-Barrachina MT, Ibáñez-Fernández IJ, et al. Mindfulness in the Maintenance of Cognitive Capacities in Alzheimer’s Disease: A Randomized Clinical Trial. J. Alzheimers Dis. 50(1), 217–232.
- 4. Kang J-E, Lim MM, Bateman RJ, et al. Amyloid-beta dynamics are regulated by orexin and the sleep-wake cycle. Science [Internet]. 326(5955), 1005–1007 (2009). Available from: http://eutils.ncbi.nlm.nih.gov/entrez/eutils/elink.fcgi?dbfrom=pubmed&id=19779148&retmode=ref&cmd=prlinks.
- 5. Xie L, Kang H, Xu Q, et al. Sleep Drives Metabolite Clearance from the Adult Brain. Science. 342(6156), 373–377 (2013).
- 6. Asada T, Motonaga T, Yamagata Z, Uno M, Takahashi K. Associations between retrospectively recalled napping behavior and later development of Alzheimer’s disease: association with APOE genotypes. Sleep. 23(5), 629–634 (2000).
リコード法 よくある質問
- Q1.アルツハイマー病以外の認知症(レビー小体型認知症、前頭側頭葉変性症など)にも効果はありますか?
- A1.リコード法は基本的にアルツハイマー病とその前段階の病態を想定しているため、他の認知症に対する効果は不明です。
- Q2.どのくらいの症状の人まで受けられますか?
- A2.リコード法はMCI(軽度認知障害、認知症の前段階)から初期のアルツハイマー病を主なターゲットになりますが、検査自体は症状のレベルにかかわらず受けることは可能です。(パソコンを使った認知機能検査は除く)
- Q3.検査後、どのような治療法がありますか?
- A3.検査レポートに提案された生活習慣の改善やサプリメントの服用を毎日実践していただきます。どのくらいしっかり実践できるかが症状改善の大きな要因になります。結果が出るまで、最低半年はかかると言われています。
- Q4.レポートを受け取ったあと、どのくらいの頻度で通院しなければいけませんか?
- A4.月1回程度来院していただくことが理想ですが、遠方の場合はその限りではありません。
- Q5.2回目以降の検査はいつ受けたら良いですか?
- A5.初回検査のレポートを受け取ってから3〜6ヶ月後を目安に実施します。
- Q6.2回目以降の検査は必ず受けなければなりませんか?
- A6.必須ではありませんが、リコード法の実施により、脳や身体の状態は変わっていきます。検査を受けていただくことで治療の効果が確認でき、より最適な治療プログラムをご提案することができるようになります。
- Q7.毒物性に対する検査や対策はどのようにしていますか。
- A7.重金属に「主要重金属セット検査」と「毛髪ミネラル検査」、環境汚染物質(主に石油由来物質)、カビ毒に「マイコTOXプロファイル」のご用意があります。
結果にもよりますが、環境対策、生活習慣の改善、解毒を促すサプリメントなどによって治療を行います。 - Q8.保険診療による抗認知症薬による治療をリコード法を同時に受けることはできますか?
- A8.自費診療と保険診療の混合診療は禁止されているため、リコード法を当院で実施している方に対して抗認知症薬は処方できません。
クリニック概要
医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック
- 心療内科・精神科・内科
- 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-2
白鳥ビル2階 - 03-4405-1899
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
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10:00 - 13:00 | ○ 9:30~ |
○ 9:30~ |
○ | ○ | ○ 9:30~ |
○ 9:00~ |
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15:00 - 19:00 | ○ | ○ | ○ | ○ 14:00~ |
△ 15:00~18:30 |
△ 14:00~16:00 |
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- アクセス
- 丸の内線「新宿御苑前」駅 1番出口より 徒歩1分
- 都営新宿線・東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅より 徒歩8分
- JR「新宿」駅 南口より 徒歩10分