栄養療法
心身の様々な不調は、栄養の不足や偏りによるものかもしれません。
常に時間に追われている私たち現代人、日々の食事にも十分な時間をかけることが難しくなっています。ついつい外食やコンビニのお弁当で食事を済ませてしまっていると、知らず知らずのうちに健康を維持するために必要な栄養素が足りなくなったり、偏ったりしているかもしれません。栄養の不足や偏りは、疲労、頭痛、肩こり、気分の不安定さ、肌荒れ、下痢・便秘など様々な身体の症状を引き起こす原因となり、ひいては老化を早めてしまう可能性もあります。また、栄養素の必要量は個人の体質や病気によってかなり開きがあり、一般的な必要量を補うだけでは十分でない場合もあります。しかし、栄養素の過不足に関して、通常の保険診療内での検査だけでは体の不調の原因を発見することが困難なのが実情です。
当クリニックで行っている栄養療法は、米国発祥の分子整合栄養医学(Orthomorecular Medicine)に基づき、保険診療では調べられない項目を含む血液・尿検査などによって詳細に身体の栄養状態を調査します。その結果と心身の症状からサプリメントをオーダーメイドでセレクトし、食事指導とともに症状の改善を図ります。病院に行くほどではないけれども体調がすぐれない方、色々薬を使っていても治らない、改善しきらない方などは栄養療法の検査だけでも受けてみてはいかがでしょうか。
栄養療法はこんな方におすすめです。
身体症状にもメンタルにも効果が期待できます。
- 通常の保険治療では改善しない、症状が続いてある
- 薬を減らしたい(薬を飲むと症状は改善するが、薬はなるべく使いたくない、減らしていきたい)
- 原因不明の不調があり、特にこれといった薬もなく困っている
- 健康で活き活きと生活したい、今後の不調を予防したい(予防医療)
- 若々しく居たい、老化を遅らせたい(抗老化、アンチエイジング)
- 認知症を予防したい、認知機能を保ちたい
- 慢性疲労、疲れがとれない
- 頭痛、肩こり、生理痛に困っている など
栄養療法とは
私達の身体は、食事(食べたもの)で出来ています。
食事とは関係ないと思っている症状(身体の不調はもちろんのこと、心の不調)も、実は食事(栄養素)が大きく関わっていることがあります。例えば、セロトニンやドーパミンなどの脳内神経伝達物質も、その材料は栄養素で出来ています。
栄養療法では、60項目を超える血液検査や尿検査(栄養解析)によって、心や身体にとって不足している栄養素を調べ、適切な食事、良質なサプリメントで至適量を補うことで、根本的な症状の改善や、健康の維持増進を目指します。
栄養療法の診療内容
栄養療法による治療プログラムの診療内容を説明します。
- ① 栄養解析(栄養療法の血液・尿検査)
- 血液検査と尿検査により、60項目を超える項目をチェックし、身体的・栄養的問題がないかどうか、総合的に調べます。その結果により、不足している栄養素をどのくらい摂るのが良いか等、個別の栄養解析レポートを作成しご提案させていただきます。
3~4か月に一度の栄養解析を通して、現在摂取している栄養素の量や種類が合っているかどうかを調べ、ご自身に合った最適な量の栄養素を見つけて、症状の改善や健康増進を目指します。 - ② 自律神経バランス分析・末梢血液循環分析
- 指の先にセンサーを付け、交感神経・副交感神経のバランスや血管の老化度を調べます。自律神経の働きが乱れると、集中力の低下や気分の不安定さなどの問題が現れやすくなります。血管の老化が進むと脳梗塞や脳出血が起こりやすくなり、脳血管性認知症などのリスクが高くなります。
- ③ 体組成検査
- 体重、体脂肪率、筋肉量、骨量、基礎代謝量、体のバランスなどを詳細に調べます。
- ④ 各種自費検査
- 詳しくはこちら »
- ⑤ サプリメントについて
-
- 金額:1ヶ月あたりの目安 2〜8万円程度
- 使用するサプリメントは、医療機関専用の製品です。
- サプリメントは個人の病態や年齢に合わせて、吸収しやすいように種類を揃えてあります。
- サプリメントはGMP(適正製造規範)基準適合※工場でつくられています。
※GMP基準というのは医薬品の製造に関してその効果や安全性を確保するために設けられたものです。 - 1粒中の有効な栄養素の含有量が非常に多く、効率的に摂取できます。
- 吸収と安全性を考慮した複合体でつくられています。
- 当クリニックで使用するサプリメントは、栄養含有量の多い、高純度・高品質なものです。同じような名称で売られている商品とは全く異なるものと考えてください。
- サプリメントは基本的に食材由来であるため、サプリメントに含まれる栄養素や含有物にたいしてアレルギーを生じる可能性があります。また、サプリメントの種類によっては「吐き気や頭痛、強い倦怠感」を感じたり「お腹が張る、便が緩くなる」場合もあり、飲用を中止し受診を勧めるケースもあります。予防策として、定期的な診察と血液検査を受けることをお勧めします。
- ⑥ プログラムの流れ
- STEP1 ご予約 お電話でご予約をお願いいたします。
- 電話:03-4405-1899
- STEP2 ご予約日に来院
-
- 検査前の絶食
- 基本的に検査12時間前から絶食となります。水以外の飲食物の摂取をお控えください。(詳しくはご予約時にご案内いたします)
- ご持参いただくもの ※保険証を必ずお持ちください
A.保険証
B.常用薬がある場合はお薬がわかるもの(お薬手帳など)
C.お手元にあれば過去1年くらいの検査データ
- STEP3 受付
- 窓口にて保険証を提示いただき、問診票をご記入いただきます。
- STEP4 診察
- 医師の診察を行います。必要に応じ、検査などを追加する場合があります。
- STEP5 検査
- 医師の指示の基づく検査を行います。
- STEP6 お会計と次回の予約
-
- 自費の診察の場合、お会計はクレジットカードも使用可能です。
(※一括払いのみになります) - 結果が出次第、当院よりご予約のお電話をさせていただきます。その際にご希望日をお伝えください。
- ご予算に応じ、食事やサプリメントのご提案をいたします。
- 栄養状態確認のため、3か月毎に検査を受けることをお勧めします。
※結果が出るまでにかかるお時間は検査内容によって異なります。最短2週間~1か月程かかります。
- 自費の診察の場合、お会計はクレジットカードも使用可能です。
クリニック概要
医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック
- 心療内科・精神科・内科
- 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-2
白鳥ビル2階 - 03-4405-1899
診療時間 | 月 | 火 | 水 | 木 | 金 | 土 | 日 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10:00 - 13:00 | ○ 9:30~ |
○ 9:30~ |
○ | ○ | ○ 9:30~ |
○ 9:00~ |
― |
15:00 - 19:00 | ○ | ○ 14:00~18:00 |
○ | ○ 14:00~ |
△ 15:00~18:30 |
△ 14:00~16:00 |
― |
- アクセス
- 丸の内線「新宿御苑前」駅 1番出口より 徒歩1分
- 都営新宿線・東京メトロ副都心線「新宿三丁目」駅より 徒歩8分
- JR「新宿」駅 南口より 徒歩10分