実行機能障害の症状と対応法 | ブレインケアクリニック

2017年09月14日　 2017年11月16日

実行機能障害の症状と対応法

実行機能障害とは、物事を計画して、実際に行動に移すことがむずかしいという症状です。日常生活や仕事の内容を計画して実行することができない、プランニングと問題解決能力の障害です。

実行機能障害の具体的な症状

• 何事も段取りが悪い
• 優先順位がつけられない
• 要点が絞り込めない
• 予期できないことが起きるとパニックになってしまう
• 間違いをなかなか修正できない
• １つのことにこだわってしまい、なかなか前に進めない
• １つ解決できないとお手上げになってしまう

実行機能障害の対処法

• 抽象的な表現は避け、なんでも具体的に指示する
• 指示は一つ一つ、１つ終わったら次へ
• 「いつ、どこで、だれが、何を、どのように、結果どうなるのか」という見通しを与える
• なんでも、リストにして書き出してあげる
• 予定は前の日から伝えて、予習→実行→復習ができるようにする
• わからなくなったら、なんでも人に質問する癖をつける

参考：脳解剖から学べる高次脳機能障害リハビリテーション入門　ライフステージに沿った支援のために　改訂第２版　診断と治療社

当院では「４０代から始める認知症予防プログラム」を実施しています。物忘れなどの症状や、将来の認知症予防にご興味のある方はお気軽にお問い合わせください。

リコード法（45歳からの物忘れ・認知症予防）

 ブレインケアクリニック　http://brain-care.jp/

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