慢性疲労の栄養療法 | ブレインケアクリニック

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2021年04月27日  2021年04月27日

慢性疲労の栄養療法

「休んでも疲れが取れない」という症状は、なかなか改善しない場合通勤・通学も困難となり社会生活に大きな影響が出てしまいます。

しかしながらその治療はいまだ確立されておりません。精神科領域ではうつ状態と診断されることが多く、抗うつ薬や睡眠薬、漢方薬などによる薬物療法を主とした治療が試みられますが、私の経験上著効することは少なく、何年も症状が続く方も珍しくありません。

一方、慢性疲労は大きなストレスや感染を機に発症・増悪することが多く、炎症やなんらかの免疫反応が関連しているようです。実際、鑑別すべき疾患としては、悪性腫瘍、自己免疫疾患、急性・慢性細菌感染症、HIV感染症、慢性炎症性疾患などが挙げられていますし、東京慈恵医科大学の疲労医科学研究センターでは抗酸化、抗炎症作用、抗感染作用を持つ食品成分や各種ビタミン・ミネラルの補充などによる効果を検証しています。78_fatigue_report.pdf (jikei.ac.jp)

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当院では、なかなか改善しない疲労に対して主に以下のような観点からまず診察・検査を行います。

 

  • 発症の原因となったストレスやきっかけは何か
  • うつ症状がないかどうか
  • 炎症所見がないかどうか、あるとすればその原因は何か
  • 免疫機能を正常に保つための栄養素が不足していないかどうか
  • 自律神経の乱れにつながる要因がないかどうか( 血糖値スパイク、カフェイン・アルコールの摂取、睡眠不足など)
  • エネルギーを産生するミトコンドリア機能が正常かどうか
  • 免疫に密接に関連する腸内環境の問題がないかどうか
  • ストレスに対抗するためのホルモン「コルチゾール」の分泌が正常かどうか

 

慢性疲労 改善プランでは、以上のような検査の結果から、一人一人に合わせた食事・生活指導、サプリメントのご提案を行います。サプリメントは医療機関専用のものを用い、免疫機能を正常に保つためのビタミン・ミネラルなど必須栄養素を中心に、抗炎症・抗酸化作用などを持つ成分などをご提案します。

また、慢性疲労の症状はいかにして安心して休養をとれるかということが最も重要ですので、職場や住環境における環境調整の相談もお受けします。

必要に応じて診断書も作成可能ですのでお気軽にご相談ください。

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クリニック概要

医療法人社団TLC医療会 ブレインケアクリニック

  • 心療内科・精神科・内科
  • 〒160-0022 東京都新宿区新宿2-1-2
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